杉工場

– パドウクの経年による変化

凛とした佇まいの中にも飾らない優しさがある〈kiva〉。そこには相反するような二つの要素が調和しています。マメ科の広葉樹であるパドウクという木材を使用。パドウクは、ギターや木琴などの楽器にも使われる、美しい赤褐色が印象的な木材です。自然の美しさを造形に込めて、一つひとつ丁寧に作り上げています。

kiva15 は、シリーズの中でも最も重厚感もあり、空間に静かな品格を与えてくれるデスクです。つり型の引き出し（2段）が両サイドに付います。上段には間仕切りも付いており、A3サイズの用紙もすっぽり収まり、収納力も十分です。引き出しの上下段の中間にある取手は、機能性とデザイン性を兼ね備えたスマートな印象を与えてくれます。社長室用や院長室用にとご購入される機会もあるデスクです。美しい赤褐色は着色したものとは異なり自然そのものの色。月日を重ねるごとに深みが増し、紫を帯びた色へと少しずつ変わっていきます。時が磨き上げていく、その変化を共に味わうことができる。それが〈kiva〉の大きな魅力の一つかもしれません。