杉工場

– 柿渋+オイル仕上げ

世界には、国も年代も異なる無名な職人たちによって作られた数々の名作が眠っています。〈K&K replica series〉は、名もなき名作たちを、現代の暮らしに合わせてリデザインしたシリーズです。

1955 Japan Sewing tableは、学校の家庭科室で使われていたテーブルをデザインソースに製作しています。テーブルの上でさまざまな作業をしてもびくともしないようにと、天板を支える60mm角の補強板は、その力強さに反して丸みを帯びており、どこか愛らしさを感じさせます。脚つなぎは、安定感のある丈夫なつくりを実現するとともに、足置きの役割も果たしてくれます。

また、脚が内側に入り込んでいるため、短辺サイドにもゆったりと座ることができ快適です。食事から作業まで、幅広いシーンで活躍してくれることでしょう。天板の幅や奥行、脚の取付位置など、ご希望に合わせたセミオーダーも承っておりますのでお気軽にご相談ください。

〝仕上げは無塗装、オイル仕上げ、柿渋＋オイル仕上げの３種類の中からお好みでお選びいただけます。柿渋は日本古来からある天然由来の塗料です。無塗装の家具はそのままお使いいただくこともできますが、ご自身での柿渋やオイル塗装も可能です。メンテナンスを重ね、やがて次の世代へ譲る。そんな一つの循環を生むきっかけになれればと願っています。