杉工場

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デスク選びのこと


 
杉工場の中でも最もバリエーションの多い、アルダー材を使ったデスク。
どういった特徴があるのか詳しく知りたい!というお声を多くいただきますので、こちらではそれぞれの机を比較しながらご紹介します。

もくじ
 
〇そもそもアルダー材とは?
〇レグシー
〇クッカ
〇ユニシス
〇スティック
〇シェルフとの組み合わせ(正面置きの場合)
 

 

そもそもアルダー材とは?

 
アルダー材はヨーロッパ・北米に生育する広葉樹。日本では榛の木(ハンノキ)に似た木です。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、古くから家具の材料として親しまれてきました。
家具の他にも、ギターやベースの素材としても使われているそうです。
 
比較的柔らかい材なので、触ったときに感じる温もり、手触りの良さはアルダーならでは。
優しくクセのない木目と、少し赤みがかった紅褐色の色合いは置く場所を選ばず、空間をあたたかなものにしてくれます。
 
 

 

レグシー

 



 
2011年の発売以来、支持され続けている定番シリーズ〝レグシー〟。
シンプルさを追求し、脚同士を繋ぐ貫の無い、ストレートな4本脚が特徴です。
引き出しはA4ファイルが入る使いやすいサイズ、両サイドにはランドセルや荷物をかけるためのフックもあり、機能性も十分です。
デザインにクセがないので、同シリーズのシェルフ・ワゴンはもちろん、他シリーズのアイテムと組み合わせる方も多いデスクです。
 
 



 
<こんな方におすすめ>
🌲 アルダー材のデスクの中で、一番シンプルな形が欲しい!
🌲 デスクとシェルフを組み合わせて、天板を広く使いたい!
🌲 フックが欲しい!
🌲 横幅広々120cmサイズが欲しい!
 
 
〝レグシー〟の良さは何と言ってもそのシンプルさにあります。
ストレートな面形状と4本脚は流行に左右されず、例えるならば無地のTシャツのように、使う人・場所を選びません。
それはこれが〝「学習机」というカテゴリーではなく、「デスク」として永く使って欲しい〟という思いから生まれたものだから。
お子さまが学校へ入学し、その後ひとり暮らしを始めても一緒に連れていけるようなデスクを目指しました。
今ではリモートワーク用として、またはオフィスなどでの採用も多いデスクとなり、人気No.1のシリーズです。
 
奥行きが53cmとコンパクトな設計になっているのは、同シリーズのシェルフやクッカシェルフと組み合わせることを想定しているため。
そうすることでデスクとシェルフをあわせて、奥行き76.5cm(有効内寸74.5cm)の天板が誕生します!
シェルフはデスクの奥(正面)だけでなく、横(L型)に置いたりと、フレキシブルにお使いいただけます。
 
脚を繋ぐ貫がないので、四方から足を入れやすいのもポイント。
お子さまの勉強を見てあげるとき、デスクの横に椅子を持って来てもストレスなく座れます。
また、横幅120cmサイズがあるのは〝レグシー〟だけ!こちらも大きなポイントです。
 

 

クッカ

 



 
デザインと機能性の両方をバランスよく満たしたデスク、〝クッカ〟。
スラリと斜めに伸びた前脚は軽やかな印象を与えるだけでなく、立ったり座ったりする際の動作をスムーズにしてくれます。
あえてサイドフックを付けずスッキリとさせながら、脚の角はほんのり丸く削り、見た目にも使う人にも優しい仕上がりです。
 
 



 
<こんな方におすすめ>
🌲 シンプルな中にもちょっとしたアクセントが欲しい!
🌲 デスクとシェルフを組み合わせて天板を広々使いたい!
🌲 奥行き広々60cmサイズが欲しい!
🌲 フックは無い方が好き!
 
 
〝クッカ〟はここ数年でレグシーに迫るほどの人気を見せているシリーズ。
まず目に飛び込んでくるのが斜めに伸びた前脚。三方の縁が浮いたように見える天板は、シンプルながらアクセントが効いてます。
こちらも同シリーズのシェルフや、レグシーシェルフと組み合わせて奥行きを広く使うことも可能です。
 
しかも、広々とした奥行き60cmタイプもあるんです!
〝デスク単体で使いたい〟〝パソコンを置きたい〟と、広めの天板を探していたという方からご好評いただいております。
スティック上棚を取り付けることも出来ますので、バリエーションの多さも魅力の一つです。
 
ウォールナット材が選べるのも嬉しいポイント。
〝子どもの机と自分の書斎机をクッカにしました〟というお声も耳にしますし、お子さんがいない日中に親御さんが使うんですよという方も。
ご家庭でデスクをシェアするというのも、新しい使い方ですね。
 
フックが付いていない〝クッカ〟。しかし、こちらはマイナスポイントだけではありません。
フックを付けないことで子どもっぽい印象を与えず、リビングにも置きやすいスッキリとしたデザインとなりました。
 

 

ユニシス

 


 
優しさと強さ、その両方を兼ね備えた安心感のある〝ユニシス〟。
天板は丸みを帯びたカットラインとなっており、全体を通して細部を丁寧に面取りしています。
サイドフックも付いたベーシックなデスクです。
 
 



 
<こんな方におすすめ>
🌲 丸みのあるデスクが欲しい!
🌲 ユニシスキャビネットを挟んでツインデスクとして使いたい!
🌲 畳の部屋で使いたい!
🌲 フックが欲しい!
 
 
今回ご紹介する中では、最も丸みを帯びたデザインです。
よく見ると天板も四角ではなく、さりげなく丸みを帯びた形状になっていて、優しい手当たりが最大の特徴となっています。

また、脚同士が繋がったデザインになっていて、床面に点ではなく線で接します。
そのため、畳のお部屋でも脚の跡が目立ちにくいのも嬉しいポイントです。
 
実はレグシーよりもその歴史が古いベテラン選手、〝ユニシス〟。
デスクとデスクの間に挟んで使うことを想定したキャビネットもあり、兄弟姉妹で揃えてご購入される方も多いアイテムです。
 

 

スティック

 



 
アイスキャンディーの棒のような脚をしていることから、その名がついた〝スティック〟。
脚が繋がった従来型の構造ながら、形状はシンプルでスッキリとしており、どこかチャーミングなデスクです。
特筆すべきは両サイドに空いたスリット。付属の金属フックを好きな場所に掛けることが出来ます。
市販のS字フックを掛けることもできますので、ランドセルや鞄など、近くに置いておきたい荷物を掛けるのに便利です。
 
 



 
<こんな方におすすめ>
🌲 上棚を乗せて使いたい!
🌲 奥行き広々60cmサイズが欲しい!
🌲 両サイドのフックをもっと活用したい!
 
 
正面からの見た目はレグシーに似ていますが、脚を繋ぐ貫や天板の面取りなどに違いがあり、シンプルと個性が程よいバランスで共存しています。
横幅は1サイズですが奥行きは2サイズよりお選びいただけ、コンパクトに使うなら奥行き53cm、上棚を置いたりあるいは広々と使いたい方は奥行き60cmがおすすめです。同じシリーズの上棚<ハイ>上棚<ロー>の他に、ブックタッチブックスタンドを置いて使うのも👍
 
きらりと光るステンレス製フックは追加でご購入いただくことも出来ますし、好きな場所に掛けることが出来るのも嬉しいですね。
例えばレグシーやユニシスの場合、左右どちらかを壁に付けて設置すると、そちら側のフックは使えなくなってしまいます。
一方で〝スティック〟のフックは取り外し式なので、片側に2個以上付けることも出来ちゃいます。
 
自分だったら片方にカバンを、もう片方に観葉植物を吊るしたいなと思っています。
そんなデスクがあったら仕事が楽しくなりそうです(水やりの時はデスクに掛からないよう注意しなくては)。

 

 

 
 

 
 

 

 

シェルフとの組み合わせ(正面置きの場合)

 

 
本文の中でもご紹介しましたが、アルダー材のデスクはすべて天板の高さを74㎝に統一しており、同じアルダー材のシェルフと組み合わせることもできる設計になっています。
同じシリーズ同士はもちろん、違うシリーズのデスクとシェルフを組み合わせていただくことも可能です。
 
でも、種類が多くてどれとどれを選べばいいのか分からない…
そんな方のために、〝デスクの正面(奥側)にシェルフを置く場合〟限定にはなりますが、どのアイテムだったら組み合わせることが出来るのかをまとめてみました!
※〝デスクとシェルフをL型に横置きする場合〟や、〝デスクとシェルフをくっつけずに離して置く場合〟はこの限りではありません。
 
 

Desk Comparison 1
Desk Comparison 2
Desk Comparison 3


 
いかがでしたでしょうか?
一見すると似ているようで、それぞれ特徴を持ったデスクたち。
ぜひ、お気に入りの1台を見つけてもらえたら幸いです。