杉工場

– 柿渋+オイル仕上げ

世界には、国も年代も異なる無名な職人たちによって作られた数々の名作が眠っています。〈K&K replica series〉は、名もなき名作たちを、現代の暮らしに合わせてリデザインしたシリーズです。

まず目に飛び込んでくるのは、印象的な16角形の脚。その影が織りなすグラデーションは独特の存在感を放っています。小さなスペースにも合うようコンパクトなサイズ感となっていますが、出幅155mmの拡張天板がついているので、来客時には拡張して使うことができます。また拡張させずにデスクとして使用することも可能です。拡張部分は木の貫を引き出して固定、蝶番金具には真鍮製のものを採用しました。大きなサイズの天板でセミオーダーすることも可能です。主な材料には、北海道産の天然木楢(ナラ)材を採用。重厚で堅く、力強く美しい木目は使い込むほどに深い艶を帯びていきます。

仕上げは無塗装、オイル仕上げ、柿渋＋オイル仕上げの３種類の中からお好みでお選びいただけます。柿渋は日本古来からある天然由来の塗料です。無塗装の家具はそのままお使いいただくこともできますが、ご自身での柿渋やオイル塗装も可能です。メンテナンスを重ね、やがて次の世代へ譲る。そんな一つの循環を生むきっかけになれればと願っています。